NTT東、置賜でドローン被災状況確認・映像配信

　実証実験を10月月末まで、意思決定高度化・迅速化

　NTT東日本が、山形県置賜地域において、ドローン及び低遅延映像配信基盤を活用した災害時における被災状況の確認・映像配信に向けた実証実験を開始する。この実証実験は、昨年5月2日に締結した置賜地域におけるレジエンス強化推進プロジェクトの一環で行われるもの。6月2日～10月31日まで実施する。
　置賜地域の各自治体では、災害時における被災状況の確認・把握を自治体職員が行ってきたが、職員数が限られていることもあって地域全体の状況を確認・把握することが困難な状況であり、さらに地域住民から被災状況の通報があっても、言葉だけの情報では実際の被災状況を正確に把握することが難しいといった課題があった。

※画像＝VBOLTを活用したドローン実証（提供：NTT東日本）