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三菱みなとみらい技術館、6月1日に開館30周年
ロゴなど制定、6月1日・2日は高校生以下無料
三菱重工グループが運営する三菱みなとみらい技術館(横浜市西区)が来る6月1日に、開館30周年を迎える。これを記念して、ロゴマークおよびキャッチフレーズを制定した。キャッチフレーズは、館内および公式SNSを通じて実施した投票の結果、「みらいにつづけ!テクノロジー」に決定した。
このキャッチフレーズには、“過去~現在、そして未来に続く「三菱重工」のものづくり・技術を同館で体感してもらうことで、子どもたちに科学技術への興味・関心を持ってもらい、将来、理系の道に進みたいと思う子どもが一人でも多くなってほしい”という想いを込めた。
また4月からリニューアルした「空・宇宙ゾーン」には、新たに航空機の機体軽量化とそれに伴う燃費向上による環境負荷低減などを目的に開発された炭素繊維複合材の展示を追加した。同サイズのアルミ合金とはかりに並べて重量を比較しているほか、炭素繊維複合材を材料とした実際の航空機部品(主翼ボックス下面パネル実物の一部)の展示サンプルを見学することができる。
なお、6月1日と2日に開かれる第43回横浜開港祭にあわせ、高校生以下の入場を無料とする。さらに、来館者全員に30周年記念ロゴマークが入ったオリジナルマグネットをプレゼントする。
そのほか、6月には30周年特別館内アテンドツアーを、夏休み期間中の7~8月には子どもたちの柔軟な発想を刺激する自由研究向けの科学実験イベントなども実施予定だ。
※画像=開館30周年を機に制定されたロゴマーク(提供:三菱重工業)