ネステ、ベトナム航空がチャンギ空港でSAF活用

　ハノイへの復路便の商業便で初めて利用

　ネステは5月28日（現地時間）、ベトナム航空がネステ社製のSAF（持続可能な航空燃料）を使用した初めてのフライトを実施したことを発表した。ベトナム航空が運航するA321は同日、シンガポールのチャンギ空港からベトナムのハノイに戻るフライトにおいて、混合SAFを使用したという。
　ネステはベトナム航空が混合SAFを使用したフライトを行ったことについて、ベトナム史上、初めて商業便にSAFを利用した航空会社となったとして、その意義を強調した。ネステはシンガポールの製油所でSAFを製造し、SAFと従来のジェット燃料を混合した後、ネステのチャンギ空港への統合サプライチェーンを利用してベトナム航空に供給した。