ウイングトラベル
★フランス観光開発機構、需要回復見据えプロモ強化
富裕層旅行堅調で消費額はコロナ前水準に
フランス観光開発機構のフレデリック・マゼンク在日代表が本紙などとの取材に応じ、フランスへの日本人旅行者の動向について、富裕層の観光が堅調に推移し、消費額に関してはコロナ禍前の水準に戻っていることを明らかにした上で、今後の需要回復を見据えて食や文化観光に加えて、サイクリングを始めとした「グリーン観光」の推進に注力していく考えを示した。
また、パリ地方観光局のイングリッド・ハチキアン レジャー&ビジネス部門マネージャーも取材に応じ、今夏に開催されるパリオリンピック・パラリンピック(オリ・パラ)に向けて観光客の受入体制の強化を図るとともに、火災からの再建工事が行われていたノートルダム寺院の観光客受入が再開されるなど新たな動きが見られることから、日本の旅行会社やツアーオペレーターに対して積極的な支援を行っていく考えを示した。
今年の日本人渡航者、19年比7割回復目指す
航空座席数の増加が今後の課題に