IATA、エミレーツA350導入へCBTA訓練で協力

　エアバスと3者協力でCBTAの初のA350型式訓練

　国際航空運送協会（IATA）、エミレーツ航空、そしてエアバスの3者は6月4日（ドバイ現地時間）、エミレーツ航空が2024年半ばから65機のA350を導入する準備として、A350のコンピテンシー・ベースト・トレーニング＆アセスメント（CBTA）プログラムを提供するために協力することを発表した。今年7月から、ドバイにあるエミレーツ航空の訓練施設において、256名のパイロットが新しいコースの一環としてプログラムを受ける。
　世界中でパイロット不足が懸念されるなか、効率・効果的な訓練がソリューションとして期待されている。CBTAは、乗組員が直面する複雑な運航状況や環境状況の組み合わせて実際の訓練シナリオを使用し、必要な能力に磨きをかけることに焦点を当てている。