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2024.06.10

WING

KAI、韓国陸軍向け「スリオン」の最終号機引き渡し完了

 更なる進化も、派生機開発や有人-無人チーミング研究も

 

 KAIは6月4日、韓国陸軍が運用している「スリオン」(KUH-1)量産プロジェクトの最終号機の引き渡し式を挙行した。「スリオン」は2010年12月に量産をスタートして以降、約14年間に亘って量産が継続されてきていた。
この式典には、KAIの康国永(カン・グヨン)社長、韓国陸軍航空隊副司令官の朴正中(パク・ジョンジュン)准将、試験評価グループ長の李鍾和(イ・ジョンファ)准将、国防調達計画局ヘリコプター部長の趙俊(チョ・ジュン)准将、国防庁技術品質局長のホ・ジョンヨン氏(許恩永)らが出席した。
 KAIのカン・グヨン社長は式典において、「国産初のヘリコプターが大韓民国陸軍航空隊の主力となる意義深い日だ」とし、「計画的なフォローアップ支援と継続的な性能向上を通じて、国産ヘリコプターとしての国際競争力を強化する」と述べた。

 

※写真=韓国陸軍向けの最終号機の引き渡しを完了した(提供:KAI)

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