WING
ロールス・ロイス、ITPエアロと「ウイングマン」エンジンで協力
設計製造・サポートなど幅広い協力関係模索へ
ロールス・ロイス・ドイツとITPエアロが、「ウイングマン」搭載用エンジンの設計・開発、製造、そしてサポートに至る広範なパートナーシップを模索するべく、覚書(MOU)に調印した。
この覚書は先ごろ開催されたILAベルリンの会期中、6月5日に交わされたもの。さらに、「ウイングマン」エンジンのコンセプトのモックアップも公開した。
「ウイングマン」は、有人戦闘機と共同で運用され、司令機のパイロットから発せられる指令を受け、偵察、電子戦、対空・対地攻撃など、さまざまなミッションをこなすことになる。その「ウイングマン」に搭載するエンジンは、既存の民間および軍事用プラットフォームにも適用されている「Advance2」コア実証機を基盤としたもの。ビジネスジェット用の「Pearl」エンジン・ファミリーの基幹でもある「Advance2」コアは、すでに5機種に採用されている。
※写真=「ウイングマン」エンジンのモックアップ(提供:ロールス・ロイス)
お試し価格で全文公開中