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2024.06.13

WING

ロールス・ロイス、ITPエアロと「ウイングマン」エンジンで協力

 設計製造・サポートなど幅広い協力関係模索へ

 

 ロールス・ロイス・ドイツとITPエアロが、「ウイングマン」搭載用エンジンの設計・開発、製造、そしてサポートに至る広範なパートナーシップを模索するべく、覚書(MOU)に調印した。
 この覚書は先ごろ開催されたILAベルリンの会期中、6月5日に交わされたもの。さらに、「ウイングマン」エンジンのコンセプトのモックアップも公開した。
 「ウイングマン」は、有人戦闘機と共同で運用され、司令機のパイロットから発せられる指令を受け、偵察、電子戦、対空・対地攻撃など、さまざまなミッションをこなすことになる。その「ウイングマン」に搭載するエンジンは、既存の民間および軍事用プラットフォームにも適用されている「Advance2」コア実証機を基盤としたもの。ビジネスジェット用の「Pearl」エンジン・ファミリーの基幹でもある「Advance2」コアは、すでに5機種に採用されている。

 

※写真=「ウイングマン」エンジンのモックアップ(提供:ロールス・ロイス)

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