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2024.06.17

WING

海自ヘリ事故機捜索で7月からJAMSTEC協力

 深海えい航調査「ディープ・トウ」で発見へ

 木原稔防衛大臣は6月14日の閣議後会見で、訓練中の衝突によって改定へ沈んだSH-60K哨戒ヘリの捜索に、海洋研究開発機構(JAMSTEC)が保有する深海えい航調査システム「ディープ・トウ」が参加することを明かした。整備などを行った上で「7月上旬から捜索が開始できるよう現在調整中」だと説明した。
 木原大臣は、「ディープ・トウ」の使用に当たって「文部科学省およびJAMSTECの協力に感謝する」と述べると、船でえい航しながら使用するシステムだとし、水深6000メートルまで調査・観測が可能だと説明。「性能・能力など高い能力に期待し、その結果を待ちたい」と述べた。