中国情報収集艦が太平洋から東シナ海へ

　統合幕僚監部は6月19日、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦（艦番号795）が沖縄本島と宮古島の間を太平洋側から通過したことを発表した。同海域を通過した後、東シナ海へ向けて航行した。
　防衛省・自衛隊は午前6時ごろ、沖縄県宮古島北東沖約180キロの海域を北西方向へ進む中国艦艇を確認した。その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を北西へ進み、東シナ海へ向かったとしている。
　この中国艦艇に対して警戒監視・情報収集を行ったのは、海上自衛隊第46掃海隊（沖縄）の「ししじま」および第5航空群（那覇）のP-3C哨戒機だった。

※写真・図＝沖縄本島と宮古島間を通過したドンディアオ級情報収集艦（提供：統合幕僚監部）