★政府、骨太方針2024を閣議決定

　持続可能な観光立国実現や戦略的な訪日外客誘致など明記

　政府は6月21日に「経済財政運営と改革の基本方針2024（骨太方針2024）」を閣議決定した。観光関連においては2030年に訪日外国人旅行者数6000万人・消費額15兆円を目指し、戦略的に取り組むほか、持続可能な観光地域づくりに向け観光地・観光産業の再生・高付加価値を促進すること。そして、国内交流拡大に向け需要の平準化や新たな交流市場の拡大を進める。また旅行者の利便性向上などに資する観光DX（デジタルトランスフォーメーション）の取り組みを推進することや人手不足感が高い宿泊業において、AIやロボットなどの自動化技術の利用を拡大するため、業界団体による自主行動計画の策定を促すとした。