ウイングトラベル
★JTB夏休み旅行動向、海外旅行19年比58%回復
旅行意欲減退、円安・物価高が影を落とす
JTBは7月1日、今年の夏休み(7月15日〜8月31日)の旅行動向をまとめた。それによると、海外旅行者数は前年比1.2%増の175万人、平均費用は3.5%増の23万9000円、旅行消費額は4.7%増の4183億円と推計、海外旅行者数はコロナ前と比べ57.8%の回復にとどまると推計した。一方、国内旅行者数は前年比4.2%減の6800万人、平均費用は前年並みの4万2000円、旅行消費額は4.2%減の2兆8560億円と推計。国内旅行は旅行意欲が落ち着き、減少傾向にある。これにより、夏休みの総旅行者数は前年比4.1%減の6975万人、総旅行消費額は3.2%減の3兆2743億円と減少を予想した。海外旅行に象徴するように円安、物価高による先行き不安が旅行全体に影を落としているようだ。