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JAXA、サイバー攻撃で外部と共同作業情報や個人情報漏洩
ロケットや衛星運用などの情報は漏洩せず
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月5日、昨年10月に発生したサイバー攻撃による情報漏洩について、侵害を受けた情報システムやネットワークにおいては、ロケットや衛星運用などの機微な情報は扱っていなかったことを明かした。その一方で、JAXAが管理していた外部機関と業務を共同で実施するにあたっての情報及び個人情報が漏洩していたことも確認したという。
なお、今年に入ってからも、JAXAに対する複数回の不正アクセスが発生しているとのことだが、これらによる情報漏洩はないことを確認。昨年のインシデントを含めて、これらはいずれもVPN(Virtual private Network)機器を狙ったものであることを明かした。