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デルタ、リヤドエアと戦略的パートナーシップ締結
コードシェア、MROなど広範に検討、将来のJV視野
デルタ航空とサウジアラビアのリヤドエアが、タッグを組む。両航空は7月9日(現地時間)、北米とサウジアラビア、それ以遠の目的地を往来する度客に幅広い特典を提供することなどを目的とした戦略的協力覚書に調印したことを発表した。
ちなみに、リヤドエアは昨年3月にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、自身が会長を務めている「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」が100%出資するリヤドエアを設立することを発表。2030年までに世界100都市以上に就航することを掲げ、2025年の運航開始を目指して急ピッチで準備を進めている。
同日、アトランタのデルタ航空グローバル本社で挙行したセレモニーで署名した合意は、戦略的パートナーシップの基礎となるもので、今後両社はネットワークを拡大し、その接続性を強化し、将来の成長へと繋げていくことを目指す。