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2018.12.14

ウイングトラベル

倶知安町、宿泊税導入へ

来年11月から2%増、10月にG20観光大臣会合

 北海道倶知安町は2019年11月1日より、町内のホテル、旅館、民宿、ペンション、簡易宿所、民泊への宿泊客を対象に、宿泊料金の2%の宿泊税を課す方針だ。12月13日に開催された町議会で、宿泊税の導入に関する条例案が可決された。今後、総務省の同意を得て正式決定する。
 倶知安町は、2019年10月に開かれる「G20観光大臣会合」の開催地として注目される国際リゾート地。宿泊税については3年前の2015年8月から「新しい財源確保に係るWG」を設置して検討してきており、国際リゾート地として発展を続け、観光客を中心とした交流人口を増加させ、魅力あるまちづくりを推進するための財源として、去る9月に町議会に宿泊税の条例案を上程、12月13日に可決されたもの。
 倶知安町が導入予定の宿泊税は、町内のホテル、旅館、民宿、ペンション、簡易宿所、民泊を含む全ての宿泊施設への宿泊客を対象に、1人1部屋または1棟の宿泊料金の2%の宿泊税を徴収するもの。