ウイングトラベル
★AAL、サンアントニオ-ワシントン線を毎日運航
米運輸省に申請、5月のFAA再承認法案可決で
アメリカン航空は7月9日(テキサス州現地時間)、サンアントニオ国際空港(SAT)とワシントン・レーガン・ナショナル空港(DCA)を結ぶ直行便を毎日運航するための申請書を米国運輸省(DOT)に正式に提出したことを発表した。これは米連邦航空局(FAA)再承認法案が5月に署名され、DCAに新たに5往復便が就航することになったことによるもの。
サンアントニオは米国で最も急成長している都市の一つ。米国内最大級の軍事基地が集中し、DCAとの直行便が就航していないテキサス州最大の都市であり、この直行便が毎日運航することで、ワシントンDCを訪問する人々の利便性が高まることなどが期待されている。さらに、DCAを経由して米北東部、中部大西洋岸、カナダの各都市にワンストップでアクセスすることも可能だ。
サンアントニオ市のロン・ニレンバーグ市長は、「サンアントニオから首都へのアクセスを向上させる歴史的な機会を得た。首都へのノンストップ・アクセスは、ワシントンD.C.の指導者たちとの経済的結びつきを強化し、国防総省や他の連邦政府機関、そして一流の研究機関とのより大きな協力を可能にする。我々は、この直行便路線を開設するために尽力したアメリカン航空に感謝する」と述べた。
この直行便の便名はSAT発便が1718便、DAT発便が1947便が、それぞれ付与された。アメリカン航空によれば、「1718」はサンアントニオが誕生した年で、一方の「1947」はアメリカ空軍が設立された年を記念したものであることを明かした。
・1718便=サンアントニオ06時35分→ワシントン・レーガン・ナショナル空港10時59分(機材:A321)
・1947便=ワシントン・レーガン・ナショナル空港19時45分→サンアントニオ22時20分(機材:A321)
※写真=サンアントニオとワシントンDCの直行便を毎日運航へ(提供:アメリカン航空)