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2024.07.18

ウイングトラベル

★米国の観光戦略達成には日本市場の回復不可欠

 ブランドUSAがセールスミッション開催

 アメリカ合衆国の公式観光促進団体であるブランドUSAは「ブランドUSAジャパンセールスミッション2024」を実施した。「日米観光交流年」に合わせ、今年は初めて1週間の期間を設け、東京に加え大阪も訪問。現地より観光局やサプライヤーなど32団体が来日し、旅行会社向けの商談会やセミナーを行った。業界メディアとのインタビューのなかで、ミッションに合わせて来日した米国商務省のアレックス・ラズリー氏旅行観光担当副次官補は「今回のミッションや日米観光交流年、さらにグローバルエントリープログラム(GEP)の正式スタートを通じて、日本市場の回復のスピードを上げていきたい」と強調。商務省は「2027年の年間外国人訪米者数9000万人、消費額2790億ドルの達成」を目標とした旅行観光戦略を2022年に発表しているが、ラズリー氏は「9000万人は2026年に前倒しで達成できると見ている。そのためには日本マーケットの回復が不可欠」との姿勢を見せた。

 

 アメリカ本土のシェアが5割以上に
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