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JAL、大型機でもブリヂストンと計画的タイヤ交換
在庫平準化や予定外残業削減、最たるDX事例に
日本航空(JAL)は7月17日、ブリヂストンと共同で取り組むタイヤ摩耗予測技術を活用した計画的なタイヤ交換オペレーションについて、対象機材を従来のリージョナル機からA350-900など大型機へ拡大したことを発表した。
この大型機での取組みは、すでに5月から開始しており、過去のリージョナル機での取組みも含めてタイヤ交換業務の効率化、タイヤ・ホイールの在庫平準化・削減を実現したという。さらにそれらと連動したかたちで生産・使用過程でのCO2の排出削減にも寄与したとしており、加えて整備士の予定外残業を削減する働き方改革や、予防整備を拡充したことによる整備業務の品質向上にも貢献したとしている。