ウイングトラベル
★ドバイへの今年上半期訪問客数、過去最高の931万人
国内外関係者と連携したキャンペーンが奏功
ドバイ経済観光庁は2024年上半期(1〜6月)に世界からの旅行者数が前年同期比9%増の931万人となり、上半期として過去最高になったと発表した。同観光庁が国内外の関係者や80市場、3000以上のグローバル・パートナーと協力して実施したキャンペーンが奏功した。
市場ごとの訪問者数を見ると、GCG(湾岸協力会議地域)から127万人が、MEMA(中東・北アフリカ地域)から109万人が訪問。両地域をあわせて訪問者全体の26%に達した。日本を含めた北東・東南アジア地域からは89万6000人が訪問。シェアは10%となった。特に中国からの訪問客数が急速に回復したという。
また、ホテル稼働状況を見ると、客室稼働数は2135万泊となり、前年同期から3%増加した。また、平均客室稼働率も78.7%となり、1.0ポイント増加した。また施設数についても810軒から823軒まで増加した。
上半期の数値についてドバイ観光・商務機関のイサーム・カーゼィム最高経営責任者は「ドバイは革新的で特徴あるワールドクラスの体験プログラムやインフラなどによって観光地として提供するサービス水準を高め、時代の先端を走り続けてきた。これからさらに官民のパートナーシップを活用して、旅行地としてのドバイをアピールしていく」と述べた。
※写真=今年上半期のドバイへの訪問客数は過去最高の931万人に(写真はホテル「アドレス・スカイ・ビュー」内にある、「スカイ・ビューズ」)