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★ANAHD第1四半期、国際線好調で売上過去最高5167億円
整備費膨らみ利益前年割れも高水準キープ
ANAホールディングスは7月30日、2025年3月期第1四半期決算を発表した。それによると、売上高は前年同期比557億円増加した5167億円と、過去最高を更新。営業利益は134億円減少した303億円に、経常利益も64億円減の368億円となり、過去2番目となった。四半期純利益は59億円減少した247億円で着地し、過去4番目の水準となった。
同日、記者会見に臨んだANAホールディングスの取締役常務執行役員の中堀公博グループ最高財務責任者(CFO)は、「当第1四半期は、主に航空事業において、引き続き好調な旅客需要と貨物需要を着実に取り組んだ結果、 売上高が過去最高の5167億円となった」と説明。営業費用に関しては、「運航規模に連動する費用を中心に増加したことに加え、人材への投資などを計画通り進めたことなどから、 前年から691億円増加し、4864億円となった」ことを明かした。