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ノースロップ、豪州空軍に「トライトン」1号機引き渡し
ノースロップ・グラマンは7月31日(豪州ティンダール現時間)、オーストラリア空軍に「MQ-4Cトライトン」1号機を引き渡した。ノースロップ・グラマンによれば、現在、オーストラリア向けの「トライトン」は、カリフォルニア州パームデールにおいて、3機製造中にあるとのことだ。
1号機は米国メリーランド州のパタクセントリバー海軍航空基地を飛び立った後、2カ所の経由地を経て、去る6月16日に豪州のティンダール空軍基地に到着していた。ノースロップ・グラマンは基地での受け入れに向けたサポートなど、カウンターパートと協力して準備を進めていたという。
「MQ-4Cトライトン」は、洋上哨戒、SIGINT、捜索・救助など、幅広い任務をサポートすることができる無人機だ。敵の行動を予測する警戒監視情報を指揮官に提供し、より優れた計画立案を支援する。同機は高高度を長時間飛行する能力を有しており、約1万4000kmもの運用航続距離を誇る。ミッション情報を増大するリアルタイム・マルチ情報収集センサーなどを搭載している。
※写真=豪州空軍の「トライトン」初号機が納入された(提供:ノースロップ・グラマン)
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