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出光興産、徳山HEFA-SAF製造が基本設計フェーズに
28年度完工・運転、年間25万klのSAF供給へ
出光興産は、徳山事業所(山口県周南市)で進めているHEFA(Hydroprocessed Esters and Fatty Acids)技術によるSAF(持続可能な航空燃料)製造プロジェクトについて、事業化調査(フィージビリティスタディー)を完了したことを明らかにした。同社は次のフェーズであるFEED(Front-End Engineering & Design:基本設計)に移行することを決定した。
出光興産としては2030年までに年間50万kLの国内供給体制の構築に向け、徳山事業所において年間25万kLのSAF生産を2028年度の完工・運転開始を目指す方針を固めたかたちだ。
※写真=出光興産の徳山事業所(提供:出光興産)
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