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2024.08.08

WING

グラハン作業の生産性向上へ2回目の検討会

 国土交通省航空局は8月9日に、グランドハンドリング作業の生産性向上を図る2回目の技術検討会を開催する。今回は、これまで行ってきた現地調査や、関連する技術の動向調査の結果などを踏まえ、生産性向上方策(案)の策定に向けて議論を行う。
 グランドハンドリング業務は航空機運航に不可欠であり、これまで採用の拡大などを進めて労働力確保に努めてきたところ。それと並行して業務の自動化などによる現場の負担軽減も必要とされ、生産性向上に向けた方策を打ち出すべく、同会合で検討を進めている。
 座長は慶應義塾大学商学部の加藤一誠教授で、参加する委員は東京工業大学環境・社会理工学院融合理工学系の花岡伸也教授、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻の福田大輔教授、桃山学院大学経営学部経営学科西藤真一教授。業界関係からの参加は、空港グランドハンドリング協会執行理事、全日本空輸オペレーションサポートセンター空港サポート室長、日本航空グランドハンドリング企画部長、全国空港事業者協会常務理事。またオブザーバーとして経済産業省製造産業局産業機械課ロボット政策室も参加する。