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2024.08.08

WING

埼玉県、光化学スモッグ調査で上空1000mにドローン

 原因物質のVOC成分とオゾン濃度調査

 

 埼玉県は8月7日、ドローンを活用して上空の大気を調査し、上空1000mの光化学スモッグ原因調査を行うことを発表した。今日、8月8日にもドローンを飛ばし、調査を行う計画だ。調査はNTTアドバンステクノロジとの共同研究として実施する。
光化学スモッグは、春から夏にかけて晴れて日射が強く、気温が高く、風の弱い日に発生しやすい。光化学スモッグが発生すると息苦しくなったり、 目がチカチカしたりするほか、遠くの景色は靄がかかったように見えにくくなる。
 その光化学スモッグは、窒素酸化物(NOx)と揮発性有機化合物(VOC)が、太陽光で光化学反応を起こしてできる光化学オキシダント(主にオゾン)の濃度が高まることで発生することが分かっている。埼玉県は光化学スモッグ注意報の発令日数が全国で最も多い地域だ。

 

※画像=ドローンを使って上空1000メートルを調査。光化学スモッグの予測精度向上・対策に活かす(提供:埼玉県)

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