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2024.08.20

WING

JAL繁忙期の国際線旅客7.4%増、利用率3.4ポ増に

 東アジア地域中心に好調、国内旅客は2.2%増

 日本航空(JAL)は8月19日、夏季繁忙期(8月9~18日)の国際線提供座席数が前年同期比3.2%増の23万8821席で、旅客数が7.4%増の21万919人、利用率が3.4ポイント上昇した88.3%になったと発表した。東アジア路線を中心に多数の路線で前年を上回った。グループによる国内線では座席数が1%減の127万9503席で、旅客数が2.2%増の112万5238人、利用率が2.7ポイント上昇の87.9%となった。予約の発表時点よりも旅客が伸長し、ピーク日中心に利用率が9割を超えるなど好調だった。
 国際線では各方面でおおむね旅客が前年を上回り、利用率が8・9割台となって好調に推移した。特に欧州・中東、東アジア、ハワイ・グアム路線が好調で、欧州・中東線では旅客が26%増の2万2476人で利用率が90.5%、東アジア線では15.4%増の6万2301人で利用率が92%、ハワイ・グアム線では4.2%増の2万2113人で利用率90.4%だった。ピークは日本出発が8月10日で利用率が97%となった。日本到着では17日がピークで97.3%となった。