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ANAお盆、国際線旅客数は前年比8.7%増加
ハワイなど過去最高に肉薄、国内線旅客は7.6%増
全日本空輸(ANA)が8月19日に発表した今年のお盆期間中の旅客輸送実績によれば、国際線旅客数が前年同期比8.7%増加した23万4356人、国内線旅客数は7.6%増の149万1445人だった。
国際線の提供座席数は4.2%増えた26万9834席で、搭乗率は3.6ポイント伸びた86.9%だった。ANAによれば、物価高・円安影響が懸念されたものの、蓋を開けてみれば日本発の旅客数は前年比17%伸びて好調に推移したとのこと。方面別の旅客数はハワイ行きが2万1715人と、過去最高だった2019年度の2万1744人に肉薄した。その他、タイ、シンガポール、ベトナム、韓国などのアジア方面も人気だった。ちなみに、日本発のピークは8月10日、海外発は8月17日となった。
一方、国内線の提供座席数は前年同期比2.4%増加した169万7533席に、利用率は4.3ポイント上昇した87.9%で着地した。
ANAによれば、国内線旅客数は九州方面が前年比19%増と好調だったほか、沖縄も12%増加した。下り便のピークは8月10日、上り便は8月18日がピークだった。