ウイングトラベル
★ANA、欧州拡充、12月から羽田-ミラノ線就航
来年初頭ストックホルム、イスタンブール線も
ANAグループは8月20日、冬期スケジュールからの路線便数計画を一部変更し、ANAが羽田-ミラノ、ストックホルム、イスタンブール線を新たに開設するほか、成田-パース線を再開、羽田-バンコク線や成田-香港線を増便すると発表した。これにより、欧州方面の運航規模は前年同期比44%増、全路線合計では8%増が見込まれる。
国際線では、ANAは訪日インバンド需要の順調回復を背景に、羽田-ミラノ線を12月3日、羽田-ストックホルム線を来年1月31日、羽田-イスタンブール線を来年2月12日に開設し、それぞれ週3往復運航する。これにより、ANAの欧州方面の就航国数は8カ国、就航地点数は9地点となり、日本から欧州、中東、アフリカ諸国への接続が強化される。
成田-パース線は10月14日から週3便で運航を再開し、さらに来年1月9日から羽田-バンコク線を1日1往復増便、成田-香港線を10月27日から週1便増便する。
Peachも成田・関西-台北(桃園)線を最大週21往復に増便するなど、訪日需要に応じた運航計画を進めるとともに、今後の新規路線の開設も視野に入れる。
国内線では、ANAが宮古-石垣線を再開する。運航規模はANAとPeachを合わせて前年同期比5%増となる見通し。また、宮古-石垣線の再開により、先島諸島方面の利便性向上を目指し、ANAとPeachの両社で前年並みの運航便数を計画する。
※写真=ANAは訪日需要拡大で欧州路線を拡充