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2024.08.21

WING

アラスカ・ハワイアン合併、HSR法審査完了

 合併向け前進、ハワイ州グリーン知事も歓迎

 アラスカ航空とハワイアン航空は8月20日、ハワイアン航空の買収に関して、企業統合を規制したハート・スコット・ロディノ法(HSR法)に基づく米司法省の審査が完了したことを発表した。アラスカ航空らによれば、引き続き、米運輸省による審査が続くとのことだが、両社は合併に向けて大きく前進したかたちだ。
 アラスカ航空は米運輸省の承認を得れば、「両社の統合を進め、ハワイアン航空の旅客と従業員をアラスカ航空グループに迎え入れ、ハワイ、アジア太平洋地域、米国本土、そして世界中の消費者のメリットと選択肢を拡大することができる」とした。
 アラスカ航空を傘下に持つアラスカ航空グループと、ハワイアン航空を有するハワイアン・ホールディングスは昨年12月、統合に向けた最終契約を締結。アラスカ航空がハワイアン航空の純債務9億ドルを引き受け、およそ19億ドルで買収することに合意していた。