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JAXA、衛星レーザ測距リフレクターの反射確認
デブリ対策、地上からの物体視認性向上などに寄与
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、JAXAが開発したSLR用小型リフレクター(Mt.FUJI) を搭載したキヤノン電子の超小型衛星「CE-SAT-IE」に対し、つくば局から衛星レーザ測距「SLR」を実施したところ、去る8月2日午後8時32分(日本標準時)に「Mt.FUJI」からのリターン(反射光)の取得に成功したことを明らかにした。
JAXAによれば、この成果により「Mt.FUJI」は、軌道上でSLR反射器として所定の性能が発揮されていることが確認したとしている。