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エンブラエル、創立55周年記念で新ゲート誕生
夢の離陸を表現、門上には「EMB-110」
エンブラエルの本拠地であるサン・ホセ・ドス・カンポスにあるオジレス・シルバ工場に、新たなエントランスゲートが開設された。これは同社が1969年8月19日にブラジルで設立され、創立55周年を記念して設置されたもの。
新しいエントランスゲートは、幅8メートル。門の上には「EMB-110バンデイランテ」が飾られた。この機体は以前、社内エリアに展示されていたが、工場と市内の空港に通じる通りに近い場所に常設展示されたことになる。
「EMB-110バンデイランテ」は1968年10月に軍用機として初飛行。その後、民間機型が1972年8月に初飛行し、商業運航を開始したのは1973年4月のことだった。かつて西瀬戸エアリンクが中古機を導入し、広島、松山、大分を結ぶ路線を展開するなど、日本の空でもその姿がみられた機種でもある。