空自、米国で高射部隊による実弾射撃訓練

　日米共同射撃や陸空共同射撃など実施

　航空自衛隊は、高射部隊を米国へ派遣して「令和6年度統合防空ミサイル防衛実弾射撃訓練」を行うことを発表した。これは北部・中部・西武・南西の各高射群がペトリオット器材一式を使った訓練で、ニューメキシコ州マクレガー射場およびホワイトサンズ射場で行う。
　米国へ派遣する期間は9月4日から12月5日までとなっており、そのうち9月24日から11月23日が訓練実施期間となる。訓練の内容は、日米共同射撃および陸空協同射撃を含む実弾射撃訓練のほか、機動展開訓練や、ミサイル・リロード訓練など。ミサイル実射に関する一連の行動を訓練し、任務遂行能力の向上を図る。