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IATAウォルシュ事務局長、サプライチェーン問題早期解消を
機体納入遅れがボトルネック、搭乗率86%も供給拡大できず
国際航空運送協会 (IATA) のウィリー・ウォルシュ事務局長は8月29日(ジュネーブ現地時間)、航空機製造業のサプライチェーン問題が、航空会社のネットワーク便数拡大に影響を及ぼしているとして、早期解消を訴えた。
同日、IATAは7月の世界の旅客需要データを公表。それによれば、旅客需要を表すRPKは前年同月比8.0%増加した。座席供給量を表すASKについても前年同月比7.4%増加し、堅調な成長がみられたことが明らかになった。搭乗率は0.5ポイント上昇した86%にも達した。
※写真=メーカー側のサプライチェーン問題が航空会社の戦略のボトルネックに。搭乗率86%という高水準ながら供給量を思うように増やせずにいる
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