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日豪伊独仏艦艇が集結「ノーブル・レイブン」実施
艦載機も参加して連携強化、FOIP実現へ前進
海上自衛隊は8月27日から29日まで、関東南方から沖縄東方の海域で日・豪・伊・独・仏による共同訓練「ノーブル・レイブン24-3」を行い、戦術技量向上と併せて参加国海軍と「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」実現へ連携強化を図った。
海自から参加したのは、護衛艦「いずも」、「おおなみ」、潜水艦、P-1哨戒機。オーストラリア海軍からは駆逐艦「シドニー」が参加した。イタリア海軍は空母「カブール」、フリゲート艦「アルピーノ」、哨戒艦「モンテクッコリ」が参加。ドイツ海軍はフリゲート艦「バーデン・ヴュルテンベルク」、補給艦「フランクフルト・アム・マイン」。フランス海軍からはフリゲート艦「ブルターニュ」が参加した。
期間中の3日間に行ったのは、対空戦や対潜訓練など各種戦術訓練。その中で、「おおなみ」からの洋上補給や、自衛隊装備の見学会、艦載機による相手艦艇への発着艦などを行った。
※写真=参加した5ヵ国の艦艇が整列して航行。「カブール」艦載機のAV-8B、F-35Bも訓練を行った(提供:海上自衛隊)