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2024.09.04

ウイングトラベル

★チャイナ エアライン、日本市場の存在感向上に注力

 朝出発便の活用訴求、短期滞在需要喚起へ

 

 チャイナ エアライン(CAL)の李宜洲日本支社長はこのほど、本紙らとの取材に応じ、日本発の旅客需要回復に向けた取り組みを一段と強化していき、コロナ禍前の運航本数の早期回復実現を目指していく考えを明らかにした。旅行代金の高騰により、短期間の滞在で効率的な旅行を実施したいというニーズが高まっていることから、日本を早朝時間帯に出発する旅客便への利用を促すプロモーションに力を入れる。さらに豊富な座席供給量を活かして団体旅行の獲得に向けた施策も強化していく。そうした取り組みを通じて日本マーケットにおける存在感を高めていくことで、日本路線を取り巻く事業環境を一層強化させていきたい考えだ。

 

 座席供給量、コロナ禍前の81%まで回復
 日本発需要の回復を経て新規路線を模索