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2024.09.04

WING

IHI検査計測、燃やせないごみにリチウムイオン電池混入検知

 空港保安検査等のX線検査装置技術を活用

 

 IHI検査計測は、空港や重要施設などの保安検査に活用されているX線検査装置の販売を手掛けている。その技術を活かし、リチウムイオン電池等の検知システムの実用化に向けて、町田市バイオエネルギーセンターにおいて燃やせないごみの検出に関する実証実験を実施する。これはPFU社と共同開発中のシステムで、実証は9月9日~12日までの予定だ。
 リチウムイオン電池を使用した製品が増加している一方、そのリチウムイオン電池が破棄される際、適切に処理されず、不燃ごみ・粗大・プラスチックごみなどとして廃棄されるケースが後を絶たない。
 不適切に廃棄されたリチウムイオン電池を原因とする発火・火災が廃棄物処理過程で多数発生しており、大きな社会課題にもなっている。

 

※画像=燃やせないごみにリチウムイオン電池が混入し火災が発生するケースが多発。社会問題にもなっている(提供:IHI検査計測)

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