★東武トップ、持続可能な観光推進へGSTCに加盟

　グローバルネットワーク活用、高いレベルで推進

　東武トップツアーズはこのほど、持続可能な旅行と観光のためのグローバルスタンダードを制定・管理するグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会（Global Sustainable Tourism Council／GSTC）に加盟した。
　今回のGSTC加盟により、同社はGSTCが提供する持続可能な観光に関する専門的な知識やグローバルネットワークを活用することが可能となる。国際的な基準を導入し、持続可能な観光開発をより高いレベルで推進することをめざす。
　東武トップツアーズでは、同社が掲げる持続可能な社会の実現に向けた重要なステップであり、今後も持続可能な観光の発展に積極的に寄与していく方針としている。
　同社ではこれまでも、社会課題の解決を企業の使命と位置付け、「地球にやさしく、人と地域がともに輝き続ける社会」を目指して、多岐にわたる取り組みを行ってきた。その中核となるのは、二酸化炭素排出量の削減に向けたシステム開発および導入支援で、とくに旅行業界でカーボンオフセットを推進することで、環境負荷の低減に貢献してきた。これらの取り組みにより、旅行者が参加できる形で持続可能な観光を実現することをめざしている。
　また、地域の課題を解決するためのソーシャルイノベーション事業や地域活性化事業にも積極的に取り組んでいる。これは、観光を通じて地域の魅力を引き出し、経済的にも持続可能な地域社会の実現を支援するものである。さらに、旅行を通じた質の高い教育の提供にも注力しており、特に次世代のリーダーを育成するための教育プログラムを推進している。
　同社では、今後も地域や業界と連携しながら、持続可能な観光の発展に向けて新たな取り組みを推進していくとしている。

※画像＝東武トップツアーズがグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会（GSTC）加盟