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ボーイング、歴史的賃上げなど組合と暫定合意
新型機製造をピュージェット湾地域で開発・製造
ボーイングは9月9日(現地時間)、3万3000名以上の従業員が所属する労働組合ワシントン州の「IAM 751」およびオレゴン州ポートランドの「W24」との間で、暫定合意に達したことを発表した。
この契約で会社側は過去最大規模の賃上げに踏み切ることを決断したほか、医療負担軽減措置、退職金の拡大、ワーク・ライフバランスの改善などに取り組む。例えば新たな契約期間中、全従業員を対象に過去最大となる25%もの一般賃金引上げを行う方針で、これに昇給分をあわせれば、平均賃金が33%も上昇する見通しだ。
※この記事の概要
・IAM751・W24と16年ぶりの全面交渉
賃金上昇以外にも退職金拡大など8項目改善掴む など