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2024.09.19

WING

羽田空港、放射冷却材「ラディクール」施工搭乗橋5基導入

 羽田搭乗橋へ適用は初、快適性向上・環境負荷軽減に期待

 日本空港ビルデング、2025年春頃供用開始予定の羽田空港第2ターミナル北側サテライト-本館接続施設において、放射冷却素材「Radi-Cool(ラディクール)」の塗料を施工した 搭乗橋を5基導入する。「ラディクール」は太陽光を反射し、自然現象の放射冷却を用いて室内の熱も放射することで、エネルギーを使わず室温を下げられる製品だ。
 日本空港ビルデングは、ラディクールジャパンの販売代理店として、夏季の暑さ対策が課題となっている施設に、フィルムタイプの「ラディクール」製品を施工してきた。羽田空港の搭乗橋に対する「ラディクール」塗料施工は今回が初めてのことで、利用者の快適性向上および空調負荷の省エネ対策に寄与することが期待されるという。