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空飛ぶ捜索医療団、輪島市・珠洲市・能登町などで支援活動
緊急物資輸送や孤立集落からヘリで住民搬送なども
空飛ぶ捜索医療団「ARROWS」は9月21日、輪島市・珠洲市・能登町に大雨特別警報が発令されたことを受けて、珠洲市に駐在するスタッフが支援活動を行ったことを明らかにした。駐在スタッフに加え、広島県神石高原町の本部からも同日中に緊急支援チームが出動し、9月22日には珠洲市に到着。避難所支援や物資配布を行った。9月23日には、珠洲市の要請を受け、ヘリコプターによる孤立集落からの住民搬送を実施した。
空飛ぶ捜索医療団「ARROWS」は、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営しており、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトだ。航空機やヘリコプター、船などの輸送手段を活かし、医師や看護師、レスキュー隊員、災害救助犬などの救助チームが被災地に赴き活動に従事する。東日本大震災以降、ほぼ全ての国内大災害に出動し、多くの被災者を支援してきた実績がある。
※写真=線状降水帯の発生で再び災害に襲われた能登半島。空飛ぶ捜索医療団が支援(提供:ピースウィンズ・ジャパン)
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