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FAA、今年の管制官採用者数は1811人に
過去10年で最大規模、管制官不足に歯止め
慢性的な管制官不足に直面し、繁忙期には多数の遅延・欠航便が社会問題にもなっていることを受け、米連邦航空局(FAA)は管制官の採用を推進中だ。そうしたなかFAAは9月23日(現地時間)、2024年中に管制官を1800人採用するという当初目標を上回り、最終的に1811人採用する見通しにあることを明らかにした。
FAAによると、これは過去10年近くの間で最大規模の採用数であることに触れつつ、数十年にわたる管制官の人員減少を逆転する取り組みであるとし、管制官の減少に歯止めをかける意味において重要な進展であることを強調した。
※写真=当初目標を超える1811名の管制官を採用見通し(提供:FAA)
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