テキストロン・アビエーション労組、スト突入

　ウィチタの各キャンパスが影響、週明け交渉再開か

　米カンザス州ウィチタにあるテキストロン・アビエーションの労働組合（IAM）第774支部（第70地区）は、会社側が提示した4年間の新たな労働協約提案を拒否。組合員が圧倒的多数で否決し、ストライキに突入した。第774支部には約5000名の組合員が所属している。IAMによれば、「双方で連絡を取り合っており、来週には交渉が再開される可能性がある」としている。
　従来の労働協約は去る9月23日午前零時過ぎに失効しており、テキストロン・アビエーションのウェスト・キャンパス、イースト・キャンパス、ウィチタ・サービスセンター、コンポーネント製造施設の各拠点でストライキが起きている。