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2024.10.01

WING

広島空港で1月からPSFC導入、大人一人340円

 出発・到着ロビーでのサービス拡充、維持管理などで必要

 

 国土交通省航空局は9月27日付で、広島空港国内線の旅客サービス施設使用料(PSFC)の徴収を認可した。来年1月7日から利用者は、大人税込み340円、満12歳未満の子ども170円を航空運賃と合わせて航空会社へ支払うことになる。空港を運営する広島国際空港会社では、空港を利用する旅客が旅客ターミナルビルをより安全かつ快適に利用するため、徴収したPSFCをロビーなどでのサービス提供や、各種施設の整備・維持管理に充てるとしている。
 広島空港では現在、旅客ターミナルビル東側を増築中で、搭乗待合室・ゲートの拡張や、待合席、無料充電スペースなどを増設して、利便性・快適性のさらなる向上を目指している。併せて非常用発電機を72時間連続稼働できるようアップグレードするなど、有事に備えた安全性向上にも努めるとして、PSFCを徴収する必要性を示している。