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2019.01.07

WING

47年飛び続けたパイロットが最終フライト

FDA秋田機長、総飛行時間2万7255時間に

 総飛行時間2万7255時間の超ベテランパイロットが1月2日、ラストフライトを迎えた。その男の名は秋田芳男。フジドリームエアラインズの取締役で、運航乗員部長兼機長を務めていた。総飛行時間2万7255時間は民間航空会社のパイロットとして日本最長。1971年東亜国内航空に訓練生として入社して以降、空を飛び続けた秋田機長の最終フライトは、いわて花巻ー名古屋(小牧)線を往復で飛んだ。なお秋田機長は今後も、フジドリームエアラインズの取締役兼運航乗員部長として後進の育成に努めていく。
 秋田機長は東亜国内航空に入社後、副操縦士としてYS-11に乗務。その後はDC-9、777型機、Dash8-Q400の機長を務めた後、2010年4月にフジドリームエアラインズに入社した。同年7月28日からE170の機長として乗務を開始していた。

 

※写真=ラストフライトに臨む秋田機長

※写真=47年間、総飛行時間2万7255時間は民間航空会社最長だ

※写真=FDAの社員らが秋田機長を見送る