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2024.10.09

WING

米空港保安検査場、今年9カ月で銃器押収は5028丁

 1日18.3丁押収ペース、93%が実弾装填状態

 米運輸保安局(TSA)は今年1月から9月までの9カ月間に、空港の保安検査場で押収された銃器の数が5028丁にのぼったことを明らかにした。全米で1日あたり平均18.3丁の銃が押収された計算で、このうち実に93%以上の銃器に実弾が込められていたという。
 TSAによれば、1月から9月までの3四半期間に実に6億7800万人以上の旅客が空港の保安検査場で検査を受けたとのこと。これは前年同期の6億3800人を約6.3%上回っているなど、旅客需要は旺盛だ。
 そうしたなか直近の四半期(7月~9月)におけるTSAの保安検査場での銃器発見率は、旅客100万人あたり7.5丁だったとのこと。2023年の同時期には旅客100万人あたり8.1丁を発見していたとのことで、やや減少傾向にあるようだ。ただ、押収された銃器のうち、実弾が込められていた割合は約93%だったという。