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エアバス防衛宇宙部門、2600名の人員削減
サプライチェーン問題など多額損失、環境変化に適応
エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは10月16日(ミュンヘン現地時間)、2026年半ばまで、エアバス・ディフェンス・アンド・スペース内で最大2500名の人員削減を実施することを発表した。
エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは人員削減の理由について、「複雑な事業環境が続くなか、とくに2023年と2024年に多額の損失を計上した宇宙システム部門において、同部門の組織と人員を昨今の環境に適応するため」と説明した。
なかでも本社機能に関して、より効果的かつ効率的な事業部の組織構造を再構築するほか、エア・パワー、スペース・システム、コネクテッド・インテリジェンスの各事業領域で構造改革を進めていく構え。