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ボーイング、IAMに新提案、賃上げ4年で35%など
ストライキ1カ月以上経過、23日に提案投票
去る9月13日に開始した国際機械工(IAM)によるボーイングに対するストライキは、すでに1カ月以上に及び、ボーイングの経営を圧迫している。議会やホワイトハウスをも巻き込んだ騒動にも発展しているなか、去る10月19日(現地時間)、約3万3000名が加盟するIAM第751支部およびW24支部は、会社側から新たな労使協定に関する提案を受領したことを明らかにした。
それによれば、鍵の一つである賃上げに関しては4年間で35%の一般賃上げ(1年目12%、2年目8%、3年目8%、4年目7%)を図るというもので、9月8日時点の提案である25%(1年目11%、2年目4%、3年目4%、4年目6%)から、会社側が譲歩したかたちだ。
※写真=ボーイングが新たな労働協約を組合に提案。現地時間23日に組合投票が行われる(提供:IAM)
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