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2019.01.09

WING

岩屋防衛相、一丸で「多次元統合防衛力」つくる

日米同盟強化を重視、豪・印・欧州と協力

 岩屋毅防衛大臣は1月8日の閣議後会見で、新たな防衛大綱・中期防の元年となる2019年の抱負について、大綱で示した「『多次元統合防衛力』を防衛省・自衛隊一丸となってつくりあげていく1年にしていきたい」と述べた。
 さらに、日本の防衛力強化が必要だと説明しつつ、同時に安全保障の基軸となっている日米同盟の充実・強化を重視する考えを示した。特に、ガイドラインに基づく連携を緊密にするとして「宇宙やサイバーといった、新しい領域における協力・共同訓練、また防衛装備・技術協力などしっかり行っていく」と説明。新領域での日米間協力をより強化する考え。