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陸自第1ヘリ団V-22が鹿屋へ予防着陸
油圧系統で注意灯表示、訓練での飛行で発生
陸上自衛隊は10月23日、第1ヘリコプター団所属のV-22が海上自衛隊鹿屋航空基地へ予防着陸を行ったことを発表した。これは日米共同統合演習(キーン・ソード25)での飛行中に、エンジンの油圧系統不具合のおそれを知らせる注意灯が表示されたために行った着陸。民間への被害などはなかった。
陸自によると、同日午前10時53分ごろに注意灯が表示されたため、11時20分ごろにリスク回避のため鹿屋航空基地へ予防着陸したという。予防着陸した機体は91707号機で、午前8時25分ごろ高遊原分屯地を出発し、鹿児島県徳之島周辺上空を飛行していたところ、注意灯の表示によって鹿屋航空基地へ着陸した。
※写真=第1ヘリ団のV-22。注意灯表示による予防着陸のため、被害などはなかった