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三菱重工、MHIAELの防衛省向けエンジンを承継
三菱重工業は10月23日、傘下の三菱重工航空エンジン(MHIAEL)の防衛省向け航空機エンジン事業を、会社分割により承継することを発表した。契約締結は2025年1月を予定しており、契約の効力発生日は同年4月1日を計画している。
これは世界的な航空旅客需要の拡大を背景とした民間航空エンジン事業の規模拡大と、防衛航空機・飛昇体事業の規模拡大に対応するための、MHIAELの防衛省向け航空機用エンジン事業を、親会社の三菱重工業防衛・宇宙セグメントに移管し、両事業のリソース配分を見直し、最適な事業運営体制を構築することを目指すとした。