一生に一度は行きたい! ドイツのクリスマスマーケットと世界遺産①【ドイツ観光局】
地方ごとの郷土色が豊かで、何度訪れても楽しみが尽きないドイツ。ロマンチックなクリスマスマーケットやバラエティに富んだ世界遺産をめぐる旅が人気を集めている。初めての人からリピーターまで満足できる、魅力あふれるデスティネーションを紹介したい。
【クリスマスマーケット】
その数2500以上ともいわれるドイツのクリスマスマーケットは、伝統的なものから個性派まで多彩。ホットワインや焼きソーセージで温まりながら楽しもう。
o1ドレスデン
世界最古級のクリスマスマーケット
シュトレン祭りも開催
壮麗なバロック建築が立ち並ぶ美しい古都。世界最古級の市「シュトリーツェルマルクト」は、世界一高いクリスマスピラミッドの周辺にシュトレンや工芸品などが並び、古き良きクリスマスマーケットの雰囲気でいっぱい。12月のシュトレン祭りでは約3トンの巨大シュトレンが登場する。新市街にも、ギネス認定「世界一美しい乳製品の店」やポップな中庭が連なる「クンストホーフ・パッサージュ」など人気スポットが点在。観光船に乗ってマイセンやザクセン・スイスへ足をのばすのも楽しい。
02ヴェルニゲローデ
魔女伝説が残るハルツ山地
おとぎの国のクリスマスマーケット
ハルツ山地の麓にある可愛い町。とんがり屋根の市庁舎と木組みの家が並ぶ広場に立つクリスマスマーケットはまるでおとぎの国のよう。蒸気機関車でブロッケン山頂を目指す旅は鉄道ファンならずとも心が躍るはず。ブロッケンで魔女が集まり宴会を開く「ヴァルプルギスの夜」伝説は、ゲーテの『ファウスト』に書かれたことで有名。4月30
日から夜通し祭りが開かれ、仮装をした大勢の魔女たちで賑わう。
03ケルン
世界遺産の大聖堂など
多彩なクリスマスマーケットをめぐる
中央駅に到着すると、目の前で世界遺産の大聖堂が迎えてくれる。完成に600年以上かかった世界最大のゴシック建築教会を背景にしたクリスマスマーケットは圧巻の美しさ。この他「小人たちの市」「天使の市」など各所で個性的な市が立ち、ミニトレインで巡ることができる。スケートリンクや観覧車など家族や友人同士でわいわい楽しめるアトラクションも充実。旧市街の酒場では地ビール・ケルシュを味わいたい。
04エスリンゲン
異世界にタイムスリップ
中世と現代のクリスマスを楽しむ
ネッカー河畔の中世の面影が残る町。小ベニスと称される運河、天文時計のある赤い旧市庁舎、ドイツ最古のスパークリングワイン醸造所など見所が多い。木組みの家が並ぶ広場では、通常のクリスマスマーケットの隣で中世を再現した市も開催。ろうそくの灯り、テント屋台で働く人々、鍛冶屋の実演や木製の観覧車など全て中世風で異世界にタイムスリップしたかのよう。薪で焼くパンやはちみつ酒など屋台グルメも楽しみ。近郊には、シュトゥットガルトやルートヴィヒスブルクなど人気のクリスマスマーケットが点在する。
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