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ANAHD中間期、売上高が過去最高の1兆995億円
規模拡大で費用増、中間純利益13%減の807億円で着地
ANAホールディングスが10月31日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高は前年同期比9.7%増加した1兆995億円と、過去最高を更新した。営業費用は燃油費や整備など、運航規模拡大に連動した費用が膨らんだことに加え、人材に対する投資を増加した結果、1182億円増加した9912億円となった。売上高は順調に増収となったものの、それを上回る費用の増加があったため、営業利益は16.5%減(213億円減)の1083億円に。経常利益も11.7%減少(149億円減)した1123億円となり、中間純利益は13.3%減(124億円減)の807億円で着地した。
同日、記者会見に臨んだANAホールディングスの芝田浩二社長は「売上は過去最高。生産量が拡大し、費用は増加したが、売上を伸ばしながら費用面をしっかりとしていくことで、下期の目標を達成し、通期目標も達成したい」と話すなど、通期の計画目標達成に意欲をみせた。
※写真=ANAHDの第2四半期売上は過去最高に。記者会見に臨む芝田社長
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